2008年07月10日

e-Tax

e-Taxでの申告手続きは、本来は納税者本人が行わなければならないのに、税務署の署員が入力・送信していたケースが全国で約1400件あった、という記事が、今朝の新聞に載っていました。
e-Taxの利用率にはノルマというか「目標」が設定されていたらしく、利用率を水増しするための行為ではないかと問題視されているようです。

私自身も、今年(昨年分)の申告から、e-Taxを始めてみました。
もともとそれほど複雑な収支でもないので(^^;)、それ以前から、国税庁Webサイトの「確定申告書作成コーナー」は利用していましたし、これについては確かに便利だと感じていました。

e-Taxは、そこからさらに一歩踏み出すだけ……と軽く考えていたのですが、正直、予想した以上にハードルが高かった、というか、ハードルの数が多かったように思います。

事前に開始届を提出したうえで、市役所にいって住民基本台帳カードを入手したり、電器店にいってICカードリーダライタを購入したり、そのドライバをPCにインストールしたり……。
ネット経由での手続きも、とても「わかりやすい」とはいえない気がしました。慣れればそれほどでもないのかもしれませんが、何しろ、基本的に年1回しか行わない操作ですから……。
私のような仕事をしている人間でさえそう感じたのですから、ご高齢の方などはどうなんだろう、と思ってしまいます。

また、リーダライタはもちろん、住基カードの発行にも費用がかかります。
e-Taxを利用すると5000円の控除になりますが、確か合計の費用が4000円ほどかかったように記憶しています。
つまり、お得なのは1000円程度。
リーダライタは来年以降も使える……と思いますが(油断はできません)、住基カードの電子証明書は何年かごとに更新が必要です。

e-Taxを利用するもう1つのメリットとして、添付書類等を提出する必要がない、というのがあるのですが、実際には「一定の方を抽出させていただいて(中略)送付いただくようお願いしております」とのことで、申告から少し時間が経ってから、私のところにも提出の依頼が届きました。
どの程度の人にこの依頼が来たのかはわかりませんが、e-Taxの利用者数自体がたぶんそれほど多くないであろうことを考えると、結構な確率でこれが来そうな気がします。

送付用の封筒は同封されていて郵送料などはかかりませんでしたし、これが来たおかげでちょっとした計算のミスが見つかったりもしたので、あまり文句ばかりもいえないのですが……(^^;)

ともあれ、水増しなどせずにe-Taxの利用率を上げるには、もう少しメリットというか、工夫が必要だろうなぁ……というのが利用者としての感想です。
posted by 土屋和人 at 09:14| Comment(0) | TrackBack(0) | 日常
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