2008年10月28日

Microsoft Script Editor

そういえば、Microsoft Script Editorも、Excel 2007になってなくなった機能の1つですね。

最終的にWebページ形式で保存するのでなければ、普通の作業には関係ないと思っている人も多いのでは……というか、そもそもこれが何なのか、あるいはこんなものがあったことさえ知らない人も結構いるのではないかと思います。

要するにWebページ用のスクリプトエディタなんですが(わかったようなわからないような説明?^^;)、Webページにする予定のないExcelブックの編集に利用することもできます。

作業中のブックの内容がテキスト形式(HTML/CSS/XML等)で表現されるので、まずこれらの意味を(ある程度)理解しておかないと、データを壊してしまう危険性はあるかもしれません。
とりあえず、どの部分がどういった機能やデータに対応しているかということだけでも読み取れれば、この画面で直接それらを変更して、ワークシートのデータに反映させることができます。

選択範囲とか、ある機能の対象範囲などは、ここで直接書き換えてしまえば、面倒なドラッグ操作などをしなくて済みます。

また、たとえば複数のセルやセル範囲に対して、同じ機能(入力規則とか)の異なる設定をしているワークシートで、その設定の一部を同じ条件で変更したい場合は、通常は各セル(範囲)を選択し、コマンドを繰り返し実行していく作業になります。
Microsoft Script Editorなら、その設定内容もテキストで表されているので、一括置換してしまうことが可能です。

※いずれの場合も、Microsoft Script Editorで変更した後、ワークシートを開いて「最新の状態に更新」をクリックします。


……と、使いようによっては結構便利だったMicrosoft Script Editorなんですが、この機能も2007ではなくなってしまったわけで。

ただし、2007のブックのファイル形式はベースがXMLなので、その気になれば同様の編集をする手がないわけでもないのですが……かえって面倒なことになりそうなので(^^;)、ここではその方法については省略します。
posted by 土屋和人 at 11:43| Comment(6) | TrackBack(0) | Excel
この記事へのコメント
こんにちは。今日オフィスXPから2007にアップグレードした者です。私もMicrosoft Script Editorがリボンにないことに気づき、情報を求めて土屋さんのサイトに巡りあったのですが、その後もあきれめきれず、Program Filesを探していたら見つかりました! 
C:\Program Files\Common Files\Microsoft Shared\OFFICE12\MSE7.EXEです。メビウスの輪みたいなアイコンです。
私はこれでエクセルをいじることはなかったのですが、XHTMLを勉強したり、htaアプリケーションを作成するのに使っていたので、見つかってほっとしているところです。

次は、Microsoft Queryのエグゼファイルを探さなくちゃ…。
Posted by すなもん at 2009年01月03日 00:09
すなもんさん、情報ありがとうございます。
どうもMSEは、Officeアプリの内部ツールとしてというより、最初からWebページのソースを編集したり、デバッガ的な使い方をする人のほうが一般的のような気がしてきました。
(私自身は、全然そういう使い方はしていなかったので……^^;)
MSもそれに気がついて、Officeアプリ自体とは切り離した、ということですかね?

ところで、MS Queryのエグゼファイルというのは、Program Files→Microsoft Office→Office12→MSQRY32.EXEのことでしょうか?
Posted by 土屋和人 at 2009年01月03日 10:49
MS Queryの情報ありがとうございます。あのあと私もめでたく探し出しました。MS QueryもMSEも単体で起動できたほうが便利なので、会社ではスタートボタンにショートカットを登録していたのですが、家のPCに2007をインストールしたらMSEがメニュから消えていたので、もしやアプリそのものがなくなったのではとあせりました。

MSEについて今日新たにわかったのですが、こちらのリンクの9ページによれば「Office ツールから選択してインストール可」だそうです。
download.microsoft.com/download/e/f/9/ef977b5f-3f45-47b7-beb4-475f5d49ed93/2007OfficCompatibility_20070730.doc

私はオフィスXPからアップグレードしたのですが、あまりにもいろいろ変わったし、逆に不便になったと感じる点もあり、何かとストレスを覚えますが、変化を喜べないのを歳のせいと考えたくないので、以前のように使い慣れた環境を整えつつ、前向きに取り組んでいこうと思います。

Posted by すなもん at 2009年01月05日 20:49
> Office ツールから選択してインストール可

それほど詳しく検証はしていないのですが、いずれにしてもOfficeアプリの内部ツールとしてのMSEを追加するものではなさそうですね。

デバッガとしても……これまでよく知らなかったのですが、特にVista+Office 2007環境でMSEをデバッガとして使おうとすると、いろいろと問題があるようで。

ところで、「MS Queryを単体で使用する」というのもどういうケースなのかよくわからないので、後学のためにお教えいただけたら幸いです。
Posted by 土屋和人 at 2009年01月06日 09:52
MSクエリをスタートボタンに登録したのは、後学のためになるような大した理由ではないのですが、MSクエリを知った当初、勉強したくて時々立ち上げたのですが、その際いちいちExcelで外部データの接続から始まっていろいろと手続きを踏むのが面倒だったからです。特にヘルプを読むだけならデータの接続は不要なので。今から思えばDQYファイルを何か1つ作っておけば、簡単に起動できたのですが、やっぱりexeファイルで起動したほうがスマートですよね。

他の使用例としては、会社のPCにはMSアクセスが入っていないため、似たような画面を提供しているMSクエリはクエリ操作がしやすいので、DQYファイルをエクセルで開かないでMSクエリで開いて利用しています。特に、データ件数が多くてエクセルで表示しきれないデータで、しかもデータの構成がはっきりわからない場合、クエリでいろいろ調べるのに便利です。

話が元に戻りますが、MSEが標準インストールから外れたのは、Microsoftによれば「再現性が高いファイル形式としての HTML のサポートを終了する判断の過程で…(中略)…除去されました。」とのことです。(http://technet.microsoft.com/ja-jp/library/cc179188.aspx
XMLは勉強中なのでよくわからないのですが、XMLの利便性が注目され、CSSやXSLなどによって表現方法をデータから分離しようという流れの中、旧態となりつつあるHTML用のエディタを置く必要がないと判断されたのでしょうね。実際、XMLファイルやXSLファイルをMSEで開いても、デザイン画面が表示されないので、HTMLにしか利用価値がないようです。
Posted by すなもん at 2009年01月07日 00:53
すなもんさん、MS Queryの使い方の件、ご丁寧にありがとうございました。大変参考になりました。
最終的にExcelに返すところまでやらないと意味がないのではないかと思っていたのですが、そういうわけでもないということですね。

MSEについては……もともと私のMSEに対する興味はOfficeアプリの内部ツール(ドキュメント操作のための裏ワザ)として、という点でしたから、スタンドアロンとして提供されるかどうか、はそれほど重要な問題ではないというか……(^^;)
ただ、他の人のMSEの用途が多少なりとも垣間見えたのは収穫でした。この点についてもお礼を言わせていただきます。
Posted by 土屋和人 at 2009年01月07日 22:02
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