2008年12月11日

初めてのパソコン

仕事で最初に触ったパソコンは、あの当時のスタンダードであるNECのPC-9801(細かい型名までは覚えてませんが)でした。

当時の機種のメモリは640KB。
ハードディスクもまだなくて、5インチフロッピーディスクドライブが2基付いてるだけ。
システム(MS-DOS)とアプリケーションの入ったディスクをAドライブに入れて起動し、作成した文書ファイルをBドライブのディスクに保存していました。
最初に使ったソフトは、一太郎Ver.3でした。

起動したらいきなりアプリケーションが立ち上がるわけで、その当時は“OS”の存在などまったく見えていませんでした。
MS-DOSのプロンプトなんて、ソフトを終了して「パソコンの電源を切ってもいい合図」ぐらいにしか思っていませんでしたし。

ファイルの操作もアプリケーションを通して行うため、そのアプリの文書ファイルしか見えず、フロッピーの中にどんなファイルが入っているのかも把握できない、という状態でした。
(MS-DOS時代に、仕事でパソコンを使っていただけの人には、そういう人は決して珍しくなかったと思いますが。)

一太郎Ver.3の場合、文書ファイルは、文字情報だけを収めたテキストファイル(拡張子.JXW)と、書式などの情報を収めた2つのファイル(拡張子.ATR、.CTL)、計3つのファイルによって構成されていました。
で、一太郎の機能でフロッピーのファイルを削除しようとしても、通常の状態ではJXWのファイルしか表示されないため、選択して削除できるのもこのファイルのみ。
一太郎でしか削除できない人のフロッピーには、主を失った文書ファイルの残骸が累々と残ってしまうことになり(^^;)、しかもその存在にも気がつかなかったわけです。

その後、MS-DOSのDIRコマンドとかDELコマンドなども習い、不要なファイルの削除程度はできるようになりましたが……今考えると、操作の対象も結果もすぐに見えない状態でのファイル操作というのは、目隠しで料理でもしているかのような怖さがありますね。
posted by 土屋和人 at 08:34| Comment(0) | TrackBack(0) | 昔話
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。
この記事へのトラックバックURL
http://blog.sakura.ne.jp/tb/24146370
※言及リンクのないトラックバックは受信されません。

この記事へのトラックバック