2008年12月13日

残念な関数

Excelのワークシート関数の中には、ほとんど使われなさそうな関数というのがいくつかあります。
といっても、たとえば統計や財務などの専門的な関数が、専門的な分野でどれほど実際に使われているかは、正直よくわかりません(Excelのこれらの関数の中には、専門的に見たらとても使えない、というものもあるようです)。

とりあえず明らかなのは、関数を使わなくても同じ機能がよりシンプルに実現できるのであれば、大抵の人はわざわざ関数は使わないだろう、ということです。

中でも、まず使われることはなさそうなのが、TRUE関数とFALSE関数。
「TRUE()」「FALSE()」と書いても「TRUE」「FALSE」と書いても同じなら、あえてカッコを付ける人はいないでしょう。

2つの文字列が同じかどうかを調べたい場合も、通常はEXACT関数ではなく、単に「=」を使うでしょう。
ただ、この関数は「=」と違ってアルファベットの大文字と小文字を区別するので、必要に応じて使い分けることはできます。

また、VALUE関数については、「+0」「*1」などで代用することもできます。
もっとも、これはちょっと裏技というかTipsに近いので、知らない人は普通にVALUEを使用しているだろうとは思います。

私がこの手の関数の“チャンピオン”だと思っているのは、やはりなんと言ってもCONCATENATE関数です。
「&」を使ったほうが、数式もシンプルになり、見た目にもわかりやすい。
機能的にも違いはないし、そもそも「CONCATENATE」なんて長ったらしいスペル、覚えるのも入力するのも面倒です(関数の挿入ダイアログを使わず手入力する場合)。

この関数の特に残念なところは、ちょっと仕様を変えてくれれば、それなりに便利になりそうなのに、と思われることです。
現状では、CONCATENATE関数の引数には、文字列、または単独のセルしか指定できません。
これが、SUM関数などのように引数にセル範囲を指定でき、その範囲に含まれているすべての文字列を結合してくれるような仕様になれば、結構利用価値もあると思うのですが……。

こういった“残念な関数”は、掘り返せばまだまだあると思いますが、とりあえず今回はこんなところで。
posted by 土屋和人 at 11:07| Comment(0) | TrackBack(0) | Excel
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