マクロの記録機能は、Excel VBAを覚え始めた当初だけでなく、今でもときどき利用しています。
行いたい操作を、VBAでどのように記述すればいいかわからないときに、記録機能で生成されるコードを参考にするわけです。
ただ、やはり記録機能のコードというのは冗長な部分が多いため、そのまま鵜呑みにするわけにはいきません。
セルの1つの設定を変更しただけなのにその他のプロパティまでずらずらと並んだり、指定する必要のない引数がご丁寧にすべて指定されていたりします。
その中から、どの部分が目的の操作に該当するかを、見分けなければいけないわけです。
また、「With ○○」でのくくり方も中途半端で、同じオブジェクトを対象とした操作が「End With」のすぐ後に出てきたりします(これはまあ、仕方がないところもありますが)。
さらに、基本的には「操作対象を選択」→「選択されたものを操作」という流れになるので、Selectionが何のオブジェクトを表しているのか、わかりづらい部分もあります。
特に図形(オートシェイプ)に関しては、こういうことが理解できるまでに、結構時間がかかりました。
図形……といえば、Excel 2007の記録機能では、図形に関する操作がまったく記録されなくなってしまいました。
現在、図形に関するVBAコードを確認したい場合は2003の記録機能を使ったりしていますが、2007で追加・変更された点も当然あるわけですから、これは結構不便です。
新しく追加された機能が記録できないのは仕方ないとしても(本当は新しい機能こそ記録できてほしいけど^^;)、従来できたことまでできなくなるのは……どうにかしてほしいところです。
2009年01月08日
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