2009年09月08日

数値ではない数

ExcelやVBAにあまり慣れていない編集者や校閲者の人とのやり取りで、ここは誤解されやすいかも、と感じるのが、「変数」や「定数」が実際にはどういうデータなのか、という点です。

たとえ「データの入れ物」や「データに付けた名前」といった概念的な説明を本文に入れていたとしても、「数」と付くからには、それらのデータは結局「数値」ではないの?と思い込まれてしまうことがあるのです。
なので、たとえば「文字列を表す変数」や「オブジェクトを表す変数」というのが、どこか間違っているような気がしてしまうわけです。

これはExcelのワークシート用語の「定数」でも同様で、たとえばジャンプ機能の選択オプションで「定数」の「文字」を選ぶ操作などについて書くと、「?」となってしまったりします。

でも、まあ、その気持ちはわからないでもありません。
私も、最初にプログラミングの「変数」という概念に触れたときは、その名前(変数名)はもちろん数値ではないし、中身だって必ずしも数値とは限らない、なのに変って……といまいち納得がいきませんでした。

要するに、その概念の呼び名に「数」と付くのが紛らわしいので、最初の段階で、variableやconstantのもっとわかりやすい訳語はなかったのかな、という気もするのですが……
まあ、もともとExcelの用語というよりプログラミングにおける一般的な用語であり、さらに遡れば数学用語でもあるので、今さら不服を言ってもどうしようもないことなのですが。(^^;)

プログラマーの人などからすると「何をいまさら」というような話でしょうが、これからExcelやVBAを学ぼうとする人には、ちょっと引っかかってしまうポイントのような気もします。
概念を理解するうえで、その呼び名というのは、やはり結構重要です。
posted by 土屋和人 at 17:48| Comment(0) | TrackBack(0) | Excel
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